fujimondining’s diary

飲食未経験から年商1億円を目指すフリーターです。

AIに負けない人間の武器

「編集者という仕事知っていますか?」

 

突然の問いかけで、驚かせてすみません。

 

編集者は、作家や著名人が原稿を書いて、

持って来た原稿を編集して、

世の中に出すのが仕事です。

 

しかし、この『編集者』という仕事が現代

最強“ だという事はご存知でしょうか?

 

そう話しているのが

死ぬこと以外かすり傷」の著者

箕輪厚介さんです。

 

箕輪さんが、そう言うのには、

理由が3つあります。

 

 

1つ目が、『才能のカクテルが飲み放題

本を作るという事は必然的にその本の内容は何度も読んで、理解して、情報の取捨選択をしていきます。


その行為こそが1番成長する事が出来ると言います。

 

ここでは「才能のカクテル」と表記している。作者の【経験】、【知識】、【思考】すべてを編集者も理解しなければなりません。

その過程で、分からない事はどんどん質問する事が出来ます。

 

つまり、作者の ”才能” を読み込み放題という意味で「才能のカクテルが飲み放題」ということです。

 


2つ目が、『ストーリーを作れる

編集者仕事は、本を世の中に出せる様に「プロデュース」する事です。

という事は、当然、消費者に本を手に取って読んで頂かないといけない訳です。

 

作者が持って来た原稿で、

消費者の「心を動かせるストーリー」を

作らなければなりません。

そんな経験ができるのが編集者の強みであると言います。

 

と言うのも、今の時代、

商品の機能も価格も似たり寄ったりのもの

ばかりです。

そこで、必要になるのがその商品のストーリーです。ストーリーがあることでも消費者の

「買おう」という気持ちを引き出す事ができます。


現在、箕輪さんが、本以外でも色々なプロデュース業ができるのは、この経験があるからとだそうです。

 


3つ目が『人の感情に対する嗅覚を磨ける

最近では、ビッグデータを使えば売れる本は作れると言われています。

ですが、実際はそんな事はありません。

「誰に」「どんなことを」伝えたいのか、焦点をしっかり絞って、その人に向けて書かないと本は売れないです。


なので世間の人が、どんなことに涙を流して、何に笑い、何に悩むのかを肌感覚で分かるようにならなければなりません。

そうでないと本は売れません。


人が日々何を感じているか、

ということへの嗅覚は、「ストーリーを作る」のと同様。現代においてとても重要だと言います。


そして、この3つに共通して言えるのが対人間的であるということです。


AIが発達して ”事務的” にで ”機械的” で “頭脳的” なだけの仕事が、どんどんロボットに置き換えられる時代では、『予定調和』や『利害損得』を壊して “人間的“ であるかが人間の最後の武器になります


編集者は、あまりにも人間的です。だから、これからの時代に強い。

箕輪さんがそう言うのもとても納得できます。

 


マーケティング的にもよりニッチ(狭い範囲)な層をターゲットに売り、それが結果的にいろんな層に広がってくる時代。

どれだけ個性を出して、ストーリーを作り上げる事が出来るかがとても大切になってくると思います。


それは、たとえ偏愛になっても大丈夫です。

そこに熱量が感じられれば、

その後、独りよがりの熱狂にならないように、人の感情を丁寧に想像して、

自分以外にも伝わるよなストーリーをつくることで『人間的』なスタイルになっていきます。